【コニカ・オートレックス】ハーフサイズ一眼レフカメラの頂点か?

ハーフサイズ一眼レフの神か?

【コニカ・オートレックス】

 

 

 

先日我が家を訪れた甥っ子が

スライドプロジェクターを持ってきた。

一族の呪われた血のなせる業か…

わずか12歳にして



重度の昭和家電マニアになって

しまった甥っ子は…

メルカリや◯フオクや

某〇ードオフでゲットした

昭和30〜50年代の家電製品を時折、

数少ない理解者である叔父の

オタクダーに見せに来るのだ!

そして今回は

撮影したポジフィルムを

白い壁やスクリーンなど

に投影して映画の様に

写真を鑑賞する

懐かしき昭和の遺物

【スライドプロジェクター】

を持ってきたようだ…

 

「パパが叔父ちゃんの家には

スライドフォルダー

にセットされたポジフィルム

がいっぱい有るって

言ってたから見せて!」

と熱弁する甥っ子。

 

なるほど…

そういう事か

有るぜ確かに!

 

 

【現像済のポジフィルムが詰まった箱】

我が家には今は亡き

写真撮影が大好きだった

祖父の残したフィルムが

ごまんと残っている。

勿論、スライドフォルダーに

収められたポジフィルムも

大量に受け継がれている!

良かったな甥っ子!

これで昭和30~40年代の

日本の風景や風俗を

嫌と言う程に堪能できるぞ!

 

 

 

【ポジフィルムとは?】

 

富士フイルム・PROVIA100F(35mm)36枚撮り

さて【ポジフィルム】とは

【リバーサルフィルム】とか

【スライドフィルム】とも呼ばれる

写真用フィルムの一種。

【ポジフィルム】は

【ネガフィルム】とは違って

現像するとフィルム上に

コントラストと色の

反転していない画像が写る

タイプのフィルムだ。

 

【スライドフォルダーにセットした現像済のポジフィルム】

 

 

 

【スライドプロジェクターとは?】

エルモ【S-300】

 

【ネガフィルム】とは逆で

画像の色や明るさを

その通りに見る事が出来る

【ポジフィルム】。

その特性を生かし

フィルム一枚ごとを

専用のフォルダーに収め

シート状にした物に光を当て

白い壁やスクリーンに

映し出す機械

それが

【スライドプロジェクター】

なのですだ。

 

【我が家に伝わるフィルムへの違和感】

で…我が家に大量にあった

スライドフィルムを

【スライドプロジェクター】

にセットするべく

専用箱から取り出してみると…

【妙な違和感】が…

 

【何故か同じ日の同じ場所を撮影した35mmとハーフのフィルムが凄く混在している】

 

同じ日に同じ場所で撮影した筈の

写真なのに

現像されたフイルムのサイズが

何故か35mmとハーフサイズで

ゴチャ混ぜに混在している?

これってどういう事?

爺ちゃんって…

旅行や散歩に行く時には

35㎜一眼レフカメラと

ハーフサイズカメラの

両方を首からぶら下げて

撮影してたの?

それってしんどく無い?

…でもまあマニアックだった

らしい祖父の事

ここぞという場面や

絶景や美術品、または建造物

などの撮影は35mmの

一眼レフカメラで行い、

家族の何気ない動きや

記録的な写真の撮影は

一枚でも多く撮るために

ハーフカメラで行っていた…

と考えるのが妥当か…

まあ極端に無理な話でもないか、

実際、カメラを数台持って都内を

撮影しているカメラマンを見た事

なんて何回もあるし…

きっとそういう事なんだろう…

うん…と

無理やり目に自分を納得させた

オタクダーであった…

 

 

【ハーフサイズカメラとは?】

【1959年発売・初代オリンパスPEN】

ハーフサイズカメラとは

所謂35mmフィルム

(36mm×24mmのフィルム)

の半分の面積サイズで

通常のフィルムカメラの

倍の枚数を撮影する事が

できるカメラである。

ハーフカメラとも呼ばれていて、

フィルムが高価であった

昭和30〜50年代に大活躍した

庶民の味方カメラだったのだ。

 

 

 

【プロジェクターでフィルム鑑賞】

色々と話が逸れたが

話を元に戻そう…

甥っ子が望むフィルム鑑賞を

早速行うことにしたオタクダーは

適当にチョイスしたフィルムを

プロジェクターのカセットに

15枚ばかりセットし、

部屋の電気を消して

白壁に画像を投影した…

するとそこには懐かしい

今は亡き祖父の姿が…

カメラを構えた爺ちゃんが

自分を撮影している…

って…んん?

んんんんん?

【昭和の昔…日本中の家庭が週末などに楽しんだ映写風景が…令和に蘇った】

 

その時!

オタクダーに電流が走る!

 

爺ちゃんの使ってるカメラ!

コニカのオートレックスだっ!

そうかっ!

そうだったのか!

 

 

全ての謎が解けた瞬間だった

(そしてようやく本編に入る)

 

 

 

 

【コニカ・オートレックス】

コニカ・オートレックスは

コニカ(現コニカ・ミノルタ)

が1965年に発売した

一眼レフカメラだ。

ざっとスペックを紹介すると…

 

【シャッタースピードは

1~1000とB】

【シャッター速度優先の自動露出(EV2~EV18に対応)】

【長すぎるシャッターストロークは露出機能との連動の為】

後は…セルフタイマーが有るとか…

そもそも1965年時点で

セレン計じゃなくて

CdS露出計実装とか凄い!とか…

ストロボ様にX接点とⅯ接点が

有るとか…

ARマウント

(コニカマウントⅡ)で

ヘキサノンレンズが

幾らでも使えるとか…

アダプターで各社の

名玉レンズも

使い放題だとか…

 

 

いやいやそんな事より

このカメラにはもっともっと

凄い機能が有るんですよ

 

その機能とは…

 

 

【フルサイズとハーフサイズの切り替え撮影が出来る!】

 

と言う機能だ!

 

 

しかもそれは

 

【一本のフィルムを使用中でも可能なのだ】

 

 

コニカ・オートレックスが

この機能を1965年に成立させ

商品化させた事は本当に凄いのだ。

何故ならば実は

フルからハーフの切り替えが

出来るカメラは別にもあったり

するけれども…

フィルムを入れたままでの

途中切り替え撮影可能なカメラは

多分…他には無いと思う

(オタクダーが知らないだけで有るかも知れないけど)

因みに、オートレックスの23年後

1988年に発売されたキャノンの

【オートボーイテレ6】は

 

【キャノン・オートボーイテレ6】

フルとハーフサイズの

切り替え撮影が可能なカメラ

だったものの、

フィルム装てん時にフルサイズで

設定すればもう

最後までフルでしか撮影出来ないし

逆にハーフに設定すればもう

最後までハーフで撮影するしか

ないカメラだった。

だから

コニカ・オートレックスは

凄いカメラなんだよ!

一台のカメラで

記録的な写真はハーフ

作品的な写真はフルで撮影する

そんな経済的な写真ライフが可能な

カメラだったんだ!

 

 

 

それでは切り替え機能を

具体的に説明しよう!

 

【切り替えレバーをFULLにすれば】

【35mmの写真が撮影できる】

 

 

 

そして

 

 

【切り替えレバーをHALFにすれば】

【カバーがフィルム面の半分を覆う】

 

そして…

 

【ハーフサイズの写真が撮影できる】

 

ただしこの切り替えには掟が有って

 

 

【FULLからHALF】に切り替える時には

フィルムを巻き上げてからレバーを切り替える

【HALFからFULL】に切り替える時には

レバーを切り替えてからフィルムを巻き上げる

これを守らないといけない上に

守って尚、切り替え時には

フィルムに1㎝ほどの

デッドスペースが生じてしまう

(守らないともっと酷い事になる)

ここ試験に出るからね!

 

 

【FULLからHALF】に切り替える時には

フィルムを巻き上げてからレバーを切り替える

【HALFからFULL】に切り替える時には

レバーを切り替えてからフィルムを巻き上げる

 

大事な事なので2回言いましたよ!

 

 

 

【ハーフサイズ一眼レフの王者】

と言えば…

この【オリンパス・ペンF】

を忘れては

いけないのかもしれない…

事実そう仰るお歴々も多い…

そう言うカメラだ。

【オリンパス・ペンF】が

1963年の時点で

  • 横向きにスイングするミラー
  • ポロプリズム
  • チタン幕のロータリーシャッター

など…

数多くの野心的な機構を導入し

その小さなボディに一眼レフを

見事に詰め込んだ名作機である事は

オタクダーにも全く異論がない。

だがしかし…

【ペンFがハーフ一眼レフの王】

であるのならば、

【コニカ・オートレックス】は

【ハーフ一眼レフの神である】

と断言したい気持ちだ。

 

確かにペンFは小型高性能と言う

所謂日本のお家芸的な名機だ。

それは間違いないと思う。

しかし、小型化した事と

ポロプリズムを使用した事などで

オートレックスと比べてしまうと

どうしてもファインダーが暗く

レンズのチョイスに関しても

専用のフォーマットが災いし

範囲が狭く、汎用性も低い。

その全てを帳消しにしても余り有る

小型軽量高性能がペンFを王者と

呼ばせている事は承知しているが…

じゃあオートレックスは神だ!

と幼稚に無邪気に主張したい

オタクダーなのだ。

 

 

 

そして今回最も驚いたのは…?

お爺ちゃん…

もとい祖父が50年前に

オートレックスを選んだ

全く同じ理由で…

その約40年後に

孫であるオタクダーが

オートレックスを

購入していた事だ!

いやーびっくりした…

 

因みにオタクダーは

オートレックスを購入した後

40mm 1.8 ARを購入しようと

思ったが…

 

【HEXANON AR 40mm F1.8

 

下倉敏子女史設計の準広角で明るいパンケーキレンズ

最終的にはタムロンの

ズームレンズを選んだ!

その中でも

明るさを捨ててでも

特にワイド側が

40㎜ F1.8よりも

5㎜広い画角と

70㎜時の優秀な

マクロ機能を有した

Pの名を冠していないが

タムロンの隠れた名玉と

絶賛されることもある

【 35-70mm f/3.5 CF 17A Macro 】

をチョイスして装着している!

ズーム出来て、70mmでは

25センチまで寄れる優れモノだ!

因みにこのセットではまだ

一枚の写真も撮影していない!

 

 

【今回の総括】

昭和家電マニアとなった

甥っ子に自分と同じ血が

流れているなあ…

と感じたオタクダーは

その甥っ子が持ってきてくれた

プロジェクターのお陰で

更に、自分には祖父の血が

流れているなあ…

と実感する事が出来た…

これは貴重な体験だと思う…

有難うお爺ちゃん!

有難う甥っ子!

コロナが終わったら



都内の好きな場所でも

一緒に撮影しに行こう!

そう思った

オタクダーであった。

 

 

(つづく)

 

 

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