友人A(えーちゃん)はVTuberにしてVTuberにあらず

友人A

友人A(通称えーちゃん)は、
カバー株式会社のVTuber事務所【ホロライブ】で
運営側として裏方を担当しながら、
自らもバーチャルユーチューバーとして活躍する才女であり、
今やホロライブ所属のメンバーを陰日向から支える貴重な存在だ。

紺色の髪にポニーテール、青色のリボンに黒縁メガネと、
ホロライブのロゴが書かれた黒いTシャツにジーパン。
裏方である事を、そのデザインからも意識的に強調している

デザインよりも実際の胸の大きさを小さく表現しているのも
そのコンセプトに殉じている事を示唆していると考えて
間違いないだろう(本当はかなりの巨乳らしい)

はじめは姿なき声として

初登場は2017年、【ときのそら】の公式切り抜き動画でのクレジット
2018年には【ときのそら】の動画に声だけの出演だったが、
その存在感は以後、裏方に留まらず、2Dデザイン、3Dモデルとしての
存在までに進化した。

現在は、ホロライブ所属VTuberとのコラボやホロライブの公式グッズにも登場、
他社や様々な個人VTuberとのコラボ配信を行い、時にはDJも務める。

しかし彼女は、あくまで自分が【裏方である】と言う姿勢は崩さず、
自分のチャンネルなどは現在も持ってはいない(必要上、Twitterアカウントは有る)

彼女はあくまで、ホロライブに所属するVTuberを補佐する
裏方としての自分に強烈なまでの意思で線を引いている。



それは何故だろうか?

親友・相棒

【友人Aは、ときのそらと仲が良く、親友・相棒的存在として親しまれている】

コレが友人A(以後えーちゃんと表記)のパブリックイメージだ。
実際、彼女の職業欄には公式に【ときのそらの親友】と書いてある。

現在はホロライブのVTuber(以後ホロライバーと表記)を支える
裏方である以前に、【ときのそらの親友】なのだ。

ホロライブ第一期生である
夜空メル
白上フブキ
夏色まつり
アキ・ローゼンタール
赤井はあと

彼女達以前にデビューした
所謂(0世代・無印)と呼ばれるホロライバーの

ロボ子さん
さくらみこ
星街すいせい

と供に最初期のホロライブを支えた、
そして、現在も超一流のVTuberである
【アイドルときのそらの親友】ではない。

えーちゃんは、
高校時代から同級生だったときのそらの為に
彼女が目指した夢の為に、生涯をかけて彼女に
親友として尽くそうと決意し、その目的の為には
手段を択ばず行動し、彼女を追ってカバー株式会社
に入社してまで彼女に尽くしている、

【幼馴染ときのそらの親友】なのだ。

この違いは実に大きい。
デビュー以後の所謂(てえてえ)などと言う
生易しい(敢えて言う)関係ではないのだ。
本当に尊い【至高の百合】といっても過言ではない。

(注釈)
てえてえ、とは(尊い→てえてえ)と変化したネットスラングで
特に女性VTuberが同性同士で疑似カップルとしていちゃついたり
助け合ったり、思い合ったり、心温まるエピソードを術解し時等に
本人や他のVTuber、視聴者などが口にしたりテキストに打ち込んだりする
言葉として使われている。

【ときのそらの表のバディと人生のバディ】

今や多くの交流と人脈を持つスター【うみのそら】その中でも特に仲が良いのが富士葵。
彼女との相性はそら自身が「真のバディ」と自ら公言するほどだ。
歌唱力に定評のあるこのペアは【そらあお】と呼ばれ、
「ライオン」が95万再生を、「Snow halation」も33万再生をあっという間に超えた。
上記の事象だけを鑑みても、ヴォーカル系アイドルとしてのときのそらの相手は、
現状、富士葵で間違い無いだろう(2021年初頭現在)

一方えーちゃんは、動画の編集やサムネイル製作から、配信システムの構築に至るまで
インディーズ時代からそらの裏方に徹して彼女を支えた【人生の相棒】なのだ。

えーちゃんのアンチは
「SEが出来る訳じゃ無い」「プログラムが出来る訳じゃない」「機材面の知識も面倒もハンパ」
「完全にマネージメントしてるわけじゃない」「何もかも中途半端」
と言うような罵詈雑言を、度々に彼女に浴びせる。
しかしそれはちょっと言い過ぎだと個人的には思う。
彼女は高校生の時代からずっと今まで
「ときのそらに今必要な事を全力でやって来ただけ」なのだ。

ひたむきな裏方として

自分はえーちゃんがそらを追ってカバー株式会社に入社し、
VTuber事務所【ホロライブ】に配属され、
そら以外のホロメンのサポートをするようになってからも
粉骨砕身、八面六臂の努力と活躍をしていると思う。
少なくとも、不評を買う事の多い、一部の社員よりは余程、
彼女はひたむきに働いていると思う。

実際彼女は、初期から3期以降のホロメンからの信頼も厚く
それこそ(てえてえ)なエピソードも多い印象だ。

2020年秋、ホロライブ所属の【桐生ココ・赤井はあと】
配信内で台湾を国家承認するようにも取れるグラフを使用した事により
中国最大級の動画プラットフォームであるbilibiliとの提携を
惨めな謝罪を行って尚失った経緯はご存じの方も多いと思う。
その後、欧米に舵を切らざるを得なかったホロライブは
新たに企画した英語圏向けVTuberグループ
「ホロライブEnglish」の発足と活動を開始した。

その第一期生である

森美声(もりカリオペ)
小鳥遊 キアラ (たかなし きあら)
一伊那尓栖(にのまえいなにす
がうる・ぐら
ワトソン・アメリア

これら五人の外国人ライバーと日本人ライバーを
繋ぎ、コラボ配信に誘い、英語で彼女たちと
やり取りをして、社内の誰よりも彼女達からの
信頼を努力で構築していった経緯は、宝鐘 マリンや
湊あくあ他、様々なホロメンバーが配信内で語っている。

事実、イングリッシュホロメン達はえーちゃんを頼りにしている
印象が強く、彼女たちのファンである海外ニキ(英語圏のファン)
もえーちゃんには好意を持って居る様に見える

その都度その都度の状況に応じて、必要な努力と行動を行い
今やときのそらだけではなく、彼女の所属する
ホロライブをも支える得難い存在となったえーちゃん。



自分の印象を総括するとそんな感じだろうか。

想いと仲間と強さと

そして彼女は様々な炎上にもよく耐え、良く対処している。
度々アンチに叩かれもするえーちゃんだが
アンチたちの評価と自分のそれは、大きく相反している。
炎上対策が常に拙く後手後手と言う誹りは免れない部分も多い
カバー株式会社【ホロライブ】において、
彼女の把握しずらい立ち位置は、運営全体が負うべきその責を一人に集約され、
叩かれる場面も多く、常に矢面に立たされていると言う側面も多い様に見える。
無論、彼女自身にも責任が全く無い事にはならないのだが、
正直これには個人的に多少の同情は禁じ得ない。

そしてそれでも尚、彼女がときのそらに寄り添って支え続けた事を
理解した上で、ときのそらを、そして友人Aを推し続けているファンが
多いのもまた、間違いの無い事実だ。
昨年(2020年)ときのそら三周年記念ライブにおいて
サプライズで届いたえーちゃんの手紙を読み上げた時の
そらとそらとも(ときのそらのファンの名称)が号泣した事は
自分の脳裏に今も強く印象に残っている。
中でも「私はそらとも第一号だよ!」と言う言葉は、
ときのそらだけに届いた言葉ではない、
自分とそらともは同じ存在なんだよ!
と言うえーちゃんのメッセージは、多くのそらともに対する
最高の言葉だったと思う。

えーちゃんはそらもそらともにも、必要不可欠な存在なのだ。

ただひとりのかけがえのない Vtuber

高校生だったえーちゃんには、
自分自身が好きだった事ややりたかった事もあっただろう。
実際、DJ活動などもやっていたと、犬山たまきとのコラボ配信では
語っていた。

それでも彼女は【ときのそらの友人】と言う職業を選択し
今も活躍して、様々なライバーにとって必要不可欠な人間として
信頼され、必要とされている。

正確には違うかも知れないが
個人的には彼女が【アイマスの秋月律子】に被って見える。

だから何時の日か彼女が
他のホロライブメンバーに囲まれて
きらびやかなアイドル衣装でステージに立つ日は無いのかと…
そんな夢想をしてしまうのだ。
本人がそれを望むかどうかは関係なく、
例ええーちゃんがどんなに否定してももう
自分の中の彼女は一人前以上の立派なVTuberなのだ。

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